- 2007-12-17
- Photography
GR DIGITALで初めて星を撮ってみた。実のところ、マニュアルにはろくすっぽ目を通していないうえ、撮影モードといえばPかAしか使っていなかったので、GRDの露出時間を180秒まで設定できることをつい先日まで知らなかったのである。だから星を撮ってみようなどとはそれまで思いもしなかった。で、先週末、ようやく初挑戦とあいなった次第。

シャッタースピード120秒、ISO 400、絞りF3.2
上の写真は前回の写真とほぼ同じ構図で、露出を60秒から120秒に増やしたもの。その分、星の線が長くなっている。地平線付近が明るいのは、東京の光害のため。かなりかぶってしまったので、フォトショップでレベル補正を大幅にいじってある。それを差し引いても、思ったより写ってくれるなというのが第一印象。ISO400だが、ノイズも予想ほどひどくない。ただし露出が長くなるとノイズリダクション処理と書き込み処理もそれに比例して長くなるから、かなりイライラさせられる。そのあいだ、同行者は購入したばかりのNIKON D300でバシャバシャ撮りまくっていて、うらやましくなった。最新のデジイチと張り合ってもしょうがないけど。
この夜のメインイベントは双子座流星群。月明かりがない好条件とあって、1時間に40~50個も見ることができた。レッズが勝ったのも、このときちゃんと願い事をしたからに違いない。だったらほかの願い事もしておけばよかった......。GRDでも、1個だけではあるが、オリオン座のすぐ横を通過した流れ星を撮影できた(矢印参照、ちなみに中央右の星の集団はプレアデス=昴)。
10月に大バーストを起こし、肉眼で見えるほど明るくなって話題をさらったホームズ彗星も、まだペルセウス座の中でぼーっと広がって見える。ちょっと気味が悪いくらい大きい。こんな形の彗星、もう現れないかもしれない。GR DIGITALでもちゃんと写ってくれた。

シャッタースピード60秒、ISO 400、絞りF2.8
少年の頃から星空を見上げるのが好きだった。現実の世界への関心より、未知なる世界のロマンに夢中になっていたあのころ。「ここではない遠いどこか」への憧れで心がいっぱいだった。いい大人になった今でも、そんな純粋な憧憬やロマンが心のどこかにある。だから、たまに星空を見上げたくなる。
考えてみれば、旅が好きになったのも、そんな憧れが根っこにあるからに違いない。
見果てぬ彼方への憧憬。自分のサイトに「彼の地への旅」なんていう名前を付けたのも、そんな想いが源流にあるからなのだろう。
根っからのロマンチストなのだ。
というより、旅を愛する人は、誰もが基本的にロマンチストなのだと思う。
きっと、あなたも。
そう、そこのあなた。あなたのことですよ。
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