- 2008-10-19
- Asia

マレーシアの旅の終わりに数年ぶりに訪れたバンコクでは、近代的なBTS、地下鉄から
伝統的なトゥクトゥクに至るまで新旧多彩な乗り物が並存していて驚かされた。
が、数ある移動手段のなかでも、またバンコクに来たのだな、と最初に強く実感させてくれた乗り物は、
路線バスだった。
さまざまな色と形のバスが目の前に停車する。次々と降り、そして乗る人々。
これに乗ればいいんだっけ。考えているうちに不意に発車してしまう。
人と色の混沌が、初めてのアジア旅の、あの緊張と驚きを蘇らせてくれる。

もうひとつは、チャオプラヤー川を走る乗り合い船。
上流と下流を行き来するチャオプラヤーエクスプレスも便利でいいけれど、
岸と岸を往復するだけの渡し船の豊かなローカル色を、改めてかみしめた。
ほんの2、3分で終わる航海。その物足りなさと名残惜しさが、旅を感じさせてくれる。
渡し船でも、操舵手はちゃんとセーラー服を着ていることに初めて気がついた。
どの船の操舵手も着用しているかは定かではないけれど、ガラガラの渡し船だからこそ
目についたのかもしれない。
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