ハノイの夜

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ラオスで最後の夕日を眺めたのは、メコンのほとりではなく、
首都ビエンチャンの空港からだった。


およそ1時間後、ハノイに降り立ったときには、日はとっぷりと暮れていた。
空港からハノイの市街へ。人と、車と、スーパーカブの往来が激しさを増していく。
旧市街の狭い路地に割って入ると、喧噪と混沌はその極みに達する。

ゆるくて穏やかなラオスとのあまりの違いに面食らうが、ああ、この無秩序ぶりも、熱気も活気も、
たしかにアジアなのだなと、心の別の部分がざわめき始める。

宿を確保して、夜の旧市街を散策する。
歩道に沿って並ぶ屋台の1軒でフォーをすすり、ビアホイをグイッとやる。
喧噪と混沌のハノイ。けれども、魅惑の液体に包まれ、湿り気を帯びた空気と闇に
溶け込んでいく感覚は、ラオスにいるときとさほど変わりない。


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Comments:8

タカモト 2008年10月30日 23:23

デカイ系ですなぁ。
飯屋の写真はいいね。
黄色いっぽいのが情緒ですね。

ハノイはホーチミンと違いチョット落ち着いてると言われるが。
でも、格安航空券はホーチミンなんだよなぁ。

tk-cafe 2008年10月31日 21:37

こんばんわ!

僕はハノイには行った事が無いのですが、バイクの量が
本当に凄いらしいですね。サイゴンでも圧倒されましたけど、
あれよりも多いとは想像し難いです(笑)

飯屋さんの写真かなり旅心をそそられます。
ああいう雰囲気大好きなんですよー。

三谷眞紀 2008年10月31日 23:07

ちょうど、ゆうべのブログに、東京都写真美術館でやっているヴィジョンズ オブアメリカの感想を書いたんだけど。
「この場にいることの喜び」にあふれた写真、あづま川さんが撮っているんだなあ……と、思ったりした。

vinviva 2008年11月 1日 08:05

>おはようございます。
ハノイは、打って変わった様な雰囲気が感じられます。
ラオスといい、ハノイといい、興味が沸いてきました。

ラオスの旅、楽しかったです。(^^)

あづま川 2008年11月 1日 12:00

>タカモト氏
個人的には、ホーチミンよりハノイの方が好きになりました。
夜の屋台を含め、旧市街の路地の情緒はハノイのほうがいいなあ、と。
チケットはそうなんですか? ハノイの方が距離が近いのに、なんででしょうね。

あづま川 2008年11月 1日 12:02

>tk-cafeさん
ハノイのバイク量はハンパじゃないです。
ホーチミンよりすごいなんて本当かよと疑ってたけど、本当でした(笑
でも、旧市街の雰囲気はハノイの方がよかったですよ。
写真のような路上飯屋もたくさん出ます。こういう店で、ちょっと怪しげな話を
つまみに、ビール片手にアジアの夜を過ごすのは最高の悦楽だと思います。

あづま川 2008年11月 1日 12:10

>眞紀さん
ヴィジョンズオブアメリカは気になっているので足を運ぼうとは思ってるのですが、
時間が取れるかどうか。
写真を見ると、その場の空気やざわめき、色、においが蘇ってきます。
そのときはわからなかったけれど、今思い返すと、あのような喧噪と混沌の中に
いること自体に喜びを感じていたのかな、と。

あづま川 2008年11月 1日 12:11

>vinvivaさん
ハノイの喧噪と混沌と熱気には、とまどいやめまいと同時に
心地よい興奮も覚えました。ここもアジアなのだなと。
ノスタルジックな路地の写真もこれから掲載していきます。

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