Asia Archive

橋を渡ろう

  • Posted by: Azumagawa
  • 2008-11-30
  • Asia

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「あの橋を渡ろう」
そんな明確な期待を抱いて訪れたのは、アジアではミャンマーのアマラプラが初めてだった。


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ラオスのバンビエンを訪れたときは、水かさの減った川に橋が架けられようとしていた。
雨期の終わりを実感させる光景だった。


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そして、マレーシア、マラッカの桟橋の上では、このまま西へ、最果てのポルトガルへと幻想が広がった。


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木の橋には、記憶を浮かび上がらせ、想いを解き放つ何かがあるのかもしれない。

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旧ブログの記事になってしまいますが、年初に、今年の個人的なテーマは「路上」だと書きました。
その「路上」には、とうぜん橋も含まれています。
今年は旅の回数こそ少なかったのですが、多摩川の近くに引っ越し、自転車でよく橋を渡るようになりました。
「路上」というよりは、「橋を渡る」一年であったような気がします。いろいろな意味で。
危険な橋を渡るのでもなく、石橋を叩いて渡るのでもなく。
景色を楽しみながら、吹き抜ける風を味わいながら、ごく自然に。

って、一年を総括するにはちょっと早すぎますね。
まだひと月残っています。
明日から師走。風邪に気をつけて、最後まで橋を渡りきりましょう。

バンコクのバスと渡し船

  • Posted by: Azumagawa
  • 2008-10-19
  • Asia

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マレーシアの旅の終わりに数年ぶりに訪れたバンコクでは、近代的なBTS、地下鉄から
伝統的なトゥクトゥクに至るまで新旧多彩な乗り物が並存していて驚かされた。
が、数ある移動手段のなかでも、またバンコクに来たのだな、と最初に強く実感させてくれた乗り物は、
路線バスだった。

さまざまな色と形のバスが目の前に停車する。次々と降り、そして乗る人々。
これに乗ればいいんだっけ。考えているうちに不意に発車してしまう。
人と色の混沌が、初めてのアジア旅の、あの緊張と驚きを蘇らせてくれる。


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もうひとつは、チャオプラヤー川を走る乗り合い船。
上流と下流を行き来するチャオプラヤーエクスプレスも便利でいいけれど、
岸と岸を往復するだけの渡し船の豊かなローカル色を、改めてかみしめた。
ほんの2、3分で終わる航海。その物足りなさと名残惜しさが、旅を感じさせてくれる。

渡し船でも、操舵手はちゃんとセーラー服を着ていることに初めて気がついた。
どの船の操舵手も着用しているかは定かではないけれど、ガラガラの渡し船だからこそ
目についたのかもしれない。

大航海の味 ~マカオで食べたもの ~

  • Posted by: Azumagawa
  • 2008-10-04
  • Asia

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先週、仕事帰りに京王線に乗ったら、車内広告がマカオ一色になっていた。
マカオ観光局のキャンペーン広告らしい。
山手線にもこの頃「週末香港」を誘うモニター広告が流れているので、それとの絡みなのだろうか。
香港の広告にはさほど興味を覚えなかったが、マカオの車内ジャック広告にはぐぐっと惹きつけられ、面白いと思った。ポルトガル料理に焦点を当てていたからだ。
目の前の中吊りには、次のような文句が踊っていた。

「マカオの味は、大航海の味がする」

周囲の広告には、マカオで味わえるポルトガル料理の写真がずらり。
バカリャウ(鱈)、サルディーニャス(鰯)などなど。
ちょっと前にこのブログで「マカオ、エッサウィラ、リスボンからつながるもの」という記事を書いたぼくとしては、うーむ、そうきたかー、やるねーという感じだった。ぼくがポルトガルを訪れたのも、マカオでポルトガルの味と空気に触れたのがきっかけだったからだ。

マカオでそのとき食べたものについては、旧ブログで「マカオ旅レポ」と題して連載した。好評だったのが、このブログに引っ越したときに思うところあってすべて削除してしまった。ほかにも香港編、イタリア編などがあったのだが、現在これらはすべてハードディスクにしか存在しない。しかし今回、この観光広告に促される形で、マカオで食べたものの一部をまとめてアップしてみようかという気になった。


マカオのタイパ島には、何軒もの手頃な料理店が立ち並ぶ官也街(食街)というエリアがある。その中の一軒、ガロに入ってみた。小さくて居心地のよいポルトガル料理店だ(冒頭の写真がその外観)。

ここでは軽めにアサリのワイン蒸しを注文。その前にいろいろつまみ食いしてたので(笑

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夕食は、中国寺院の媽閣廟からほど近いポルトガル料理店「ロルシャ」で。
シーフードリゾット。これまたボリューム満点。本来2~3人前なのだけど、一人で全部食べきった。
満足。嗚呼。

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しかしデザートは別腹ということで、その後セナド広場の「義順牛奶公司」で食べたのが、名物の牛乳プリン。
その名の通り、「牛乳をそのままプリンにしました!」という感じで、まことに牧歌的なお味。

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翌年の訪問時には、同じく官也街のポルトガル料理店「三度士葡式晩餐廳(O SANTOS)」に入った。このレストランを知ったきっかけは、当時、朝日新聞の朝刊に連載されていた「アジアの街角」というコラム。その中でこの官也街も取り上げられ、本場風味のポルトガル料理が食べられる店としてこのレストランが紹介されていたのだった。

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注文したのは、ポルトガル名物いわしのグリルと、エビのボイル。

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いわしが4匹も出てきたのにはびっくり。またまたおなかいっぱい。
と言いつつ、次のターゲット、同じくポルトガル名物のエッグタルトを目指すのであった。

タイパ島の官也街を歩き回ったのち、ローカルバスを捕まえて、コロアネ島へと向かう。
島の中心とおぼしき村落でバスを降りる。タイパ島よりいっそう穏やかで、ブラブラ歩きにはうってつけの雰囲気。
が、散策の前に、ここでも腹ごしらえ。

目的の店は、あっさりと見つかった。ひなびた集落にあって、行列ができている店といえば、あの店しかない。店の名は「Lord Stow's Bakery」。エッグタルトの老舗である。
さっそく列に並ぶ。地元の人だけではなく、本島から買いに来た人も多そうだ。
奥から運ばれてきたトレーに並ぶ焼きたてのエッグタルトが、5個、10個単位で飛ぶように売れていく。昼食をとったばかりなので、控えめに2個だけ買った。

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さっそく食いつく。焼きたての生地はアツアツ、パリパリ。
外はサクサク、中はフワフワ。適度に抑えられた甘さもよい感じ。
あっというまに2個食べてしまった。あと2個は余裕でいけたかも......。


ヨーロッパにはしばらく行けそうにないので、またマカオで大航海気分を味わうのもいいかもしれない。
週末マカオか。食欲の秋だし......。


【関連記事】

尾道とポルトガルとマカオと
マレー半島を北上せよ(4) マカオ、エッサウィラ、リスボンからつながるもの
Essaouira, Morocco


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HOLGAなロンボク

  • Posted by: Azumagawa
  • 2008-07-27
  • Asia

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knm_080725i.jpgGili Air, Lombok, Indonesia  HOLGA + fortiaSP

どこまでも青い海を眺めながら。
打ち寄せる波の音に耳を傾けながら。
なにも考えず、ただふわふわと。

ギリアイルの海

  • Posted by: Azumagawa
  • 2008-07-26
  • Asia

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ロンボク、ギリアイルのシンボルといえば、
透き通る海と、その波間に漂うアウトリガーボート。

寄せては引く波の音に身を任せる。
ゆらゆら揺れるがままのボート。
その背後に静かに広がる青空。

心地よい波長が伝わってくる。

重たいしこりのようなものが、心から次第に消え去っていく。
気がつけば、軽やかで安らかな気分で全身が満たされていた。

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